防災対策

地震でライフラインが停止!最初の1週間を乗り切る備蓄のやり方と必要量を検討する方法

大地震が発生した後、普段の生活で当たり前だと思っていること全てが停止します。

電気・水道・ガス・・・どれか1つ止まっただけでもストレスを感じますが、ライフラインが全部ストップする心理的重圧はかなりのものです。

大地震直後に発生する事態
  • 住宅の破損・損壊→自宅で暮らせず避難所に・・・。
  • 停電→夜は暗闇で、冷蔵庫が機能せず。エアコンで室温管理やTV・PCによる情報収集も不可。
  • 断水→飲料水・トイレ・お風呂の水が確保できず。
  • ガス停止→調理・湯沸かし・入浴が不能に。
  • 交通機関が麻痺→電車や飛行機での長距離移動が困難に。
  • 車移動→道路の損壊・ガソリンも不足が発生。
  • 食料・日用品の供給不足→店舗の商品補充や宅配便の荷受けがストップ。スーパーやコンビニの営業停止も。

まだまだありそうですが、ちょっと考えただけで本当に恐ろしい事態ですね。

普段ものすごく便利な生活をしている分、急にそれがなくなったときの精神的ストレスは計り知れません。

台風21号による停電が1日起こっただけでも、ライフラインが滞りなく機能している日常のありがたさを実感しました。

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しかし、ひとたび南海トラフ巨大地震クラスの震災が発生すれば、1日停電ですむようなレベルではありません。

この記事では、地震でライフラインがすべて止まった際に、家族が生き抜くために必要な備蓄品とストックの仕方や必要量を紹介します。

震災直後の状況をイメージして備蓄

被災地に救援物資が届くまでの期間は3日~1週間

大地震の後、電気・ガス・水道といったライフラインが止まり、スーパーやコンビニの棚は空っぽに・・・。

交通網が大混乱するので、店舗商品の追加補充も困難になり、ネット通販での宅急便も届かなくなります。

電気が止まったり、商品補充が困難なことから、臨時休業するお店も出てきます。

そんな状況の中、被災地に救援物資が届くまで、3日~1週間はかかると言われています。

被災直後で日常生活のすべての機能が停止する中、この期間をどのようにして乗り切るかが鍵になるわけですね。

地方自治体の備蓄品は圧倒的に不足・・・

一方で地方自治体の備蓄品では、必要量がまったく足りていません。

例えば、南海トラフ大地震の場合、大阪市の想定では避難者53万人。

3日分で477万食が必要なのに対して、備蓄量は約70万食(平成28年3月段階)。

自治体の用意している備蓄品は、必要量のたった14%しかありません。

各自治体によって備蓄量は違ってくると思いますが、備蓄を市町村任せにしてはいけないということですね。

被災直後の生活は自宅の備蓄品だけが頼り!

つまり、震災が発生してから1週間程度、被災地では食料・水・生活必需品が圧倒的に不足します。

救援物資が届きだすまでの間、自分たちで用意した備蓄品だけがライフラインと考えておきましょう。

被災直後のつらい期間を乗り切るためには、最低でも3日分、可能であれば1週間分の備蓄は必須!

救援物資が来るまで誰にも頼らず家族が生き抜けるよう、普段から「日常備蓄」「災害備蓄」を意識した防災対策が必要になってきます。

誰にでもすぐに実行できる日常備蓄のやり方

日常備蓄とは、日頃から自宅で利用しているアイテムを少し多めに備えておく方法です。

震災直後の食料・水・日用品が補充できない期間、自宅に備蓄したアイテムだけで乗り切れるようにするためです。

備蓄品は古いものから日常的に使用していき、一定量を使用したら早めにストックを追加します。

「ローリングストック法」と呼ばれる備蓄方法です。

食料品や水、ティッシュ・ラップ・生理用品・オムツなど日用品があてはまります。

保管スペース次第ですが、特に期限がないものは多めに備えるようにしておきたいですね。

震災時にしか使わない災害備蓄も重要

日常備蓄の他に、災害用の備蓄も重要です。

災害用の備蓄
  • 簡易トイレ→トイレが使用不能になった場合に備えての多めに用意。
  • カセットボンベ→予備のボンベを多めに保有。加熱調理ができます。
  • 使い捨てカラトリー→紙コップ・紙皿・割り箸・スプーンなどで水を節約。
  • ウェットティッシュ→身体がふける大判のものが便利。
  • 衛生用品→マウスウォッシュや消毒ジェルなどで口内や手を清潔に。
  • ラジオ→テレビやPCが止まっても情報収集が可能。
  • 懐中電灯・ランタン→多めに備えて夜の明かりを確保。単3電池式が○。
  • 乾電池式モバイルバッテリー→スマホ・携帯の充電に必須。
  • 乾電池:単3乾電池を大量に。ラジオ用の単4電池を4本程度。

乾電池は使用推奨期限切れに注意する必要がありますので、ローリングストック法を適用するといいでしょう。

自宅にストックしておきたい備蓄品一覧と必要量

パパ・ママ・幼児の3人分の数量のまとめです。

家族構成にあわせて変更が必要になります。

消費期限があるものは、ローリングストック法で備蓄します。

食料品

食料品は最初の3日間は冷凍庫→冷蔵庫の順に消費、その後の4日間をアルファ化米や缶詰・レトルト食品で乗り切りましょう。

美味しくない食品だと震災時に苦痛になりますので、可能な限り家族の口に合う食品であることも重要ですね。

備蓄品でよく候補にあがるサバの缶詰は、どうにも苦手なので我が家では備蓄の候補から外しています。

アルファ化米は長期保存ができて水でも戻せるので、多めに備えておいて損はないです。

お湯で戻せば、普通のご飯と同じように美味しく食べれます。

非常時はもちろん、賞味期限切れ前に食べきれば捨てずにすみますね。

  • アルファ化米:36食分(1回3個×3食×4日)
  • 乾麺:スパゲティ・素麺・そば・うどん各1
  • 乾物:乾燥わかめ1、味付け海苔1
  • レトルト食品:9パック
  • フリーズドライ:スープ20食、ごはん系10食
  • カップ麺:6個
  • 缶詰:ランチョンミート3個、果物3個
  • チーズ:2袋
  • ソーセージ:2袋
  • ふりかけ:1パック
  • QOOゼリー:6個
  • お菓子:ガム1・アメ1・チョコ1・スナック菓子6
  • 調味料一式:各2

水・飲料

水は1人1日最低3Lが必要と言われています。

3名ですので1日9L、7日分で63Lが必要です。余裕をもって70Lは欲しいところですね。

栄養補給にもなる野菜ジュースや缶ジュースもあるといいでしょう。

  • 水:72L分(500ml×144本(48本入り3箱))
  • 野菜ジュース:10本
  • 缶ジュース:10本
  • コーヒー

生活用品

日常使う量の倍を目安にローリングストック法で備蓄します。

生理用品やオムツが手に入りにくくなるので、多めに備えておく必要があります。

  • 市販薬:風邪薬1箱、胃薬1箱、応急セット1箱(絆創膏・包帯・ガーゼなど)
  • 常備薬:必要に応じて
  • ラップ:2個
  • アルミホイル:2個
  • ゴミ袋:45L30枚、手提げゴミ袋60枚
  • ティッシュペーパー:25個(5パック×5)
  • トイレットペーパー:12ロール
  • ウェットティッシュ:2箱(100枚組)
  • 使い捨てカイロ:10個
  • 生理用品:3パック
  • オムツ:3パック
  • おしりふき:6パック

ライフライン代用品

電気・水道・ガスの復旧まで、代用品で乗り切らなくてはいけません。

カセットボンベと乾電池、携帯トイレを多めに備えておきたいですね。

通勤カバンにいれて持ち歩いているモバイルバッテリーを先に使い、次に乾電池式モバイルバッテリーから使用。

ランタンも2つでは光量が足りなかったので、3個以上持っておいて、一箇所で3つ以上まとめて利用するといいでしょう。

ランタにゃ懐中電灯は単3電池で使えるものがおすすめ。

  • カセットコンロ:1台(可能なら予備を1台)
  • カセットボンベ:18本
  • ライター:1個
  • 簡易トイレ:60個
  • 懐中電灯:4個(各部屋に散らばせて配置)
  • ランタン:3個以上
  • 乾電池:単3電池100本、単4電池4本
  • 携帯ラジオ:1個
  • 乾電池モバイルバッテリー:2個
  • ラテックス手袋:1箱(100枚)

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、地震でライフラインが止まった際に、家族が生き抜くために必要な備蓄品とストックの仕方、必要量を紹介しました。

震災直後はありとあらゆる機能が止まり、食料・水・日用品・ガソリンなどが調達できなくなります。

こんなに備蓄いる?置く場所もないし・・・。
備蓄が必要だとわかったけどなんか面倒・・・。

なんて思わずに、自分と家族の命を守るために、いますぐ日常備蓄・災害備蓄を始めてみませんか?

救助物資がくるまでの期間は3日~1週間と想定し、事前の準備をしっかりしておくことが大切です。

少しでもお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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