時短家事・時短家電

ドラム式洗濯乾燥機のトラブル-乾燥フィルター内に水が溜まる場合の対応策・修理方法は?

時短家電として手放せないドラム式洗濯乾燥機。

洗濯~乾燥まで自動でやってくれるので、共働き家族にとってはめちゃめちゃ頼りになる存在です。

しかし、ドラム式洗濯乾燥機には、縦型洗濯機と違う構造的な問題点が・・・。

タイガ
タイガ
ドラム式洗濯機の天敵はホコリ!

ドラム式洗濯機の内部にホコリがたまることで、乾燥に時間がかかるようになったり、洗濯物が生乾きになりやすかったりします。

今回、我が家で起こったのは、洗濯時に乾燥フィルター部分の箇所に水が溜まってしまう・・・という症状でしたが、結果的にはホコリが原因であると判明。

Google検索しても似たような結果が見つからなかったため、どのように対策・修理したか、再発防止のために教えてもらった今後の対応策をまとめていきます。

似たような症状で悩んでいる方のお役にたてば幸いです。

ドラム式洗濯乾燥機の主なトラブル例

ドラム式洗濯乾燥機の主なトラブル例

まずはドラム式洗濯乾燥機の主なトラブル事例です。

エラーコードが出る場合

エラーコードが出る場合は、対応策も考えやすいですし、修理依頼をするにもわかりやすいですね。

パナソニックのドラム式洗濯乾燥機を例に紹介します。

エラーコード一覧
  • U04:乾燥フィルターの目詰まり
  • U10:初期設置不具合
  • U11:排水ができていない
  • U12:ドアが開いている
  • U13:脱水時の立ち上がり時の異常
  • U14:給水できない
  • U15:乾燥運転時の水位異常
  • U16:乾燥フィルターがセットされていない
  • U17:ドラムの回転不足
  • U18:排水フィルターがセットされていない
  • U19:脱水異常
  • U21:予約セット時刻の間違い
  • U22:脱水なしの乾燥運転を設定したとき
  • U23:自動投入できない
  • U25:乾燥時にドラム回転異常
  • U81:洗濯機と無線LANレーターの接続に失敗したこと
  • U82:サーバーとの通信エラー
  • U83:簡単接続や詳細接続での接続不具合
  • U99:チャイルドロック動作中

エラーコードが出ない場合

一番起こりやすいトラブルは、やはり乾燥不良です。

ドラム式洗濯乾燥機の構造上、使用していくにつれてどうしても内部に埃が溜まってしまうからですね。

とくに厄介なのは、ドラム式洗濯乾燥機の後部・ヒートポンプ側のホコリが挙げられます。

ヒートポンプ側のホコリは素人では除去できないため、修理や清掃を専門家に依頼する必要が出てきます。

乾燥フィルター内に水が溜まるトラブル

乾燥フィルター内に水が溜まるトラブル

我が家のドラム式洗濯機の状況

ドラム式洗濯機を使いだしてちょうど3年ぐらいです。

2年半をぐらい過ぎた頃から、乾燥にかかる時間が長い+生乾きが増えたことで、手前側の通気口を専用ブラシ(AXW22R-9DA0)で掃除するなどしていました。

その後、時間がかかりつつも乾燥自体はできていたのですが・・・ここ2週間ぐらいは、洗濯後に洗濯フィルターに水が溜まっているという謎の症状が発生。

最初は数回に1回程度だったので電源を切った後でタオルでふきとる・・・ぐらいだったのですが、2回に1回と頻度が増えたことで、本格的に不具合の状況を確認しようと決めました。

ドラム式洗濯機の使用状況
  • 種類:パナソニックVX9600L
  • 使用歴:約3年
  • 近況:乾燥に時間がかかる(表示の+1~2時間)
  • 毎回メンテ:乾燥フィルターのホコリ除去
  • 毎週メンテ:排水フィルター清掃+槽乾燥
  • 適時メンテ1:乾燥フィルターの分解清掃
  • 適時メンテ2:専用ブラシ(AXW22R-9DA0)での通気口清掃
  • 年間メンテ:専用洗剤(N-W2)で洗濯槽洗浄
  • 問題点:乾燥フィルター部分に水が溜まる
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水漏れのトラブル要因を確認

乾燥フィルターの濡れ具合を見ると、ドラム式洗濯乾燥機の奥側から水が漏れているようでした。

タイガ
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最初に疑ったのは脱水不良です。

排水フィルターと排水フィルター設置内部の掃除、それから防水パンにある排水口も分解して清掃しました。

しかし、洗濯物をいれない状態で洗濯しても、やはり水が溜まってしまいます。

タイガ
タイガ
排水不良ではなさそうだったので、次にどのタイミングで水漏れが発生しているのかをチェックしました。

乾燥フィルターを外した状態で、何もいれずに洗濯(乾燥なし)をしてみます。

途中段階ではまったく問題なく進んだのですが、洗濯の最後の段階(ラスト1~2分)でトラブルが発生。

プシューという音とともに、奥側の乾燥ダクトから水が逆流してきます。

洗濯機内部のトラブルの可能性が高そう・・・と判断し、とりあえず動画を撮っておきました。

タイガ
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自分での分解も一瞬考えましたが、素人がやる仕事ではなさそう・・・。

と判断し、パナソニックのカスタマーサポートに問い合わせをすることにしました。

ドラム式洗濯機を修理した手順

ドラム式洗濯機を修理した手順

1.カスタマーサポート問い合わせ

まずは状況確認のために、パナソニックのカスタマーサポート(洗濯機)の問い合わせに進みます。

いきなり電話してもよかったのですが、とりあえずメールでお問い合わせを選択。

その日のうちに返信があったものの、メールでは原因の特定ができないため、本体を見て原因を調査する必要があるとの回答がありました。

というわけで次のステップに進みます。

修理を依頼する方法は以下の3通り。

3つの修理依頼の方法
  1. 購入店舗経由で修理依頼(保証期間内の場合)
  2. インターネットで修理受付を依頼
  3. 修理相談窓口に電話で依頼(詳細は以下に記載)

パナソニックコンシューマーマーケティング 修理相談窓口
電話番号:0120-878-554
営業時間:月~土 09:00~19:00 、日祝祭日 09:00~17:30

延長保証中のためヨドバシに電話

延長保証中のためヨドバシに電話

我が家は5年間の延長保証に入っていたため、ヨドバシカメラ経由で修理の申込みをすることにしました。

まずはヨドバシカメラの延長保証制度加入者証(※商品金額5%分のゴールドポイントで加入)を探します。

加入者証が見つかったら、ヨドバシカメラの延長保証に記載された番号に電話(0120-203-044/9:30~20:00)をかけます。

オペレーターにつながったら、質問された内容に応えていきます。

聞かれた内容は、ざっくりと以下の通り。

  • 洗濯機の故障の症状
  • 延長保証の期間内か?
  • 延長保証制度の加入者No
  • 住所変更の有無
  • 連絡先の電話番号

オペレーターに聞かれたとおりに答えていくと、ヨドバシカメラの延長保証の範囲内で修理の手続きがスタート。

修理日程はパナソニックの修理担当から直接電話がかかってきてその時に打ち合わせすること、日祝は延長保証の対象外で費用がかかることが伝えられます。

パナソニック担当者と日程を調整

ヨドバシカメラに電話したその日のうちに、パナソニックコンシューマーマーケティングから電話がかかってきました。

話した内容は以下の通りです。

  • あらためてトラブルの症状を説明
  • 修理の日程調整
  • 住所確認
  • 近くに駐車場(コインパーキング)があるか

目安の時間は当日の朝に電話でお知らせしますとのことで、修理当日の時間は指定できませんでした。

不在の時間帯があれば、あらかじめ伝えておきましょう。

ドラム式洗濯乾燥機の修理当日

修理当日、訪問修理に来る担当者から、目安の時間が電話で連絡されます。

不在の時間が上手く引き継ぎされていなかったので、再度調整を依頼しました。

担当者が来たら、もう一度トラブルの症状を説明。

撮っておいた動画を見せたので、修理担当者はすぐに原因の目星をつけてくれました。

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乾燥フィルター内の水漏れ原因は?

乾燥フィルター内の水漏れ原因は?

ドラム式洗濯乾燥機の奥側・ヒートポンプに大量のホコリがついていたことが原因でした。

ホコリや髪の毛がうっすらと膜状に張り付いていたことで、ヒートポンプに水をかける動作(洗濯のラスト&乾燥のスタート時)で吸収されず水が反射。

その水が乾燥フィルター内にあふれてしまっているとのことでした。

乾燥にかなり時間がかかっていることからも、今回はヒートポンプを交換という対応になりました。

洗濯機を引き出して大体1時間ぐらいで作業が完成、確認終了のサインをして修理は完了しました。

修理後の変化と再発防止への対策

修理後の変化と再発防止への対策

ドラム式洗濯機の修理後の変化

まずは一番の問題点であった乾燥フィルター内に水が溜まることはなくなりました。

それと同時に、なかなか乾燥が終わらないという症状も改善。

タイガ
タイガ
ドラム式洗濯機を購入した時とほぼ同じ状態!

という嬉しいおまけつきでした。

再発防止の対策は?

ヒートポンプの清掃はかなり慎重にやらなければならないとのことでしたので素人が触るのはNG。

教えてもらった対策は以下の2つです。

タイガ
タイガ
要するに、できるだけドラム式洗濯乾燥機内のホコリを除去しておく!

ということが大事なわけですね。

ただ、それなりに日々のメンテナンスをしながら使っていたつもりでしたので、2~3年に1回はオーバーホール的なメンテナンスは必要かな・・・とも感じました。

今回は延長保証の期間内でしたので無料でしたが、もし期間がすぎていた場合は、2~3万円くらい費用がかかるとのこと。

2年に一度、メンテナンス費用3万円が必要として、一日あたり41円が追加で必要になる計算になります。

縦型洗濯機では不要だったコストにはなりますが、ドラム式洗濯乾燥機の便利さを考えると、

タイガ
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払う価値あり!

といえる必要経費ですね。

いまからドラム式洗濯乾燥機を買う人は、延長保証があればつけおくのがおすすめです。

※ただし、内部清掃だけであれば、保証の対象外とのことなので注意。

ドラム式洗濯乾燥機のトラブル-乾燥フィルター内に水が溜まる場合の対応策・修理方法│まとめ


この記事では、ドラム式洗濯乾燥機で乾燥フィルターに水が溜まってしまうトラブル事例と修理手順を紹介しました。

便利すぎるドラム式洗濯乾燥機の弱点は、やっぱりホコリ!

ヒートポンプ部分は素人が清掃すると壊す可能性があるので、

タイガ
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乾燥フィルターをできるだけ綺麗に掃除しながら使う!

というのを徹底していこうと思います。

それでも、ドラム式洗濯機の構造上、ホコリが溜まってしまうは避けられない事実。

次に調子が悪くなるのがいつ頃なのかはわかりませんが、自分ができる清掃をしても乾燥時間が長くなってきたら、オーバーホールをかねたメンテナンスをしようかなと思っています。

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最後までご覧いただきありがとうございました。